2018年07月09日

音声読み上げ・点字ディスプレイで表示可能なNHKの災害関係サイト2つを調べてみる

今回は西日本で水害、少し前には大阪北部で地震と、災害が続いていますね。
被害が大きく、胸が痛みます。

確認の意味も込めて、NHKの災害関係サイト2つを、 VoiceOver状態のiPhoneと らくらくホン(らくらくホンプレミアム)でアクセスしてみました。

「NHKオンライン 携帯・読み上げ版」内の情報

PCやスマホのみならず、らくらくホンなど、 いわゆるガラケーのブラウザでもアクセスできる、 テキストベースのサイトです。
トップページのURLは、以下の通りです。

http://k.nhk.jp

情報は都道府県別に分かれていますので、携帯読み上げ版の トップページから「各地のNHK放送局ページ」に入ると、 各地方局へのリンクがあります。

ちなみにこの各地方局へのリンクページは、以下のURLです。

http://www.nhk.or.jp/ktop/tlinks.html

各地方局のサイトに入ると、災害時は「詳細はこちら」とか「災害情報」というリンクが出ています。

NHKにきちんと確認したわけではないのですが、過去確認した 範囲では、「詳細はこちら」から入るページには、 災害時テレビ画面に出る、いわゆるL字テロップの内容が そのまま出ています。L字テロップはテレビでは音声化されませんので、目の不自由な方が自力で確認する際に役立ちます。
もうひとつの「災害情報」の方が詳細ですが、全体的に確認するには向いていると思います。

もうひとつの「災害情報」には、避難情報、開設避難所情報、 警戒河川水位情報、雨量情報など、「詳細はこちら」よりも詳しい情報が書かれています。例えば開設避難所情報には、「詳細はこちら」にはない、避難所の住所や連絡先なども ありました。

サイト全体を通して、見出しの設定はありませんでしたので、
見出しジャンプなどの機能は使えないこととなります。


NHK「各地域災害情報」サイト

下記がトップページのURLです。

http://www5.nhk.or.jp/saigai/

掲載されている情報は最初の携帯読み上げ版と同じですが、より視覚的です。見出し設定もあります。
ただし、らくらくホンではアクセスできませんでした。 iPhoneおよびPCからは問題なくできました。

ちなみに、最初の地域選択で、地域名のところは「リンク」と 言いません。iPhoneの場合、そこでダブルタップ (アクティベート)するとページが切り替わるわけではなく、 その下に都道府県ごとの情報の見出しがプルダウンメニューのように出てきます。そこから先はリンクをひらく形で進めます。 そのあたりの表示方法に慣れていないかたには、ちょっと 戸惑う部分かもしれません。

また、情報の中には表(ひょう)が使われている部分がありますが、確認できた範囲では、順番に読み上げさせれば、内容はつかめるものでした。

PCで各地域の情報を一覧的に表示させたいとか、 iPhoneでの操作に慣れている場合には、よいかもしれません。
posted by おにぎり at 17:52| Comment(0) | 視覚障害関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月03日

「振動温度計」2号機

「振動温度計」の2号機を作りました。
実際には、完成したのは結構前ですが、ここに書いていなかったので。


ちなみに1号機の記事はこれです。


文中にも書いた通り、1号機は動作が怪しく、ボタンを押す毎に温度が1度ずつ上がっていったりとか(笑)。
原因は、電源電圧が低かったこと。単なる知識不足だったのですが、知識ないところからスタートして、よくぞここまで作ったなと。

そんなわけで、色々な反省をもとに、2号機を作りました。


振動温度計2号機.jpg


特徴というか概要というか言い訳は、以下のような感じ。

  • 振動のルールは、以前と同様、長い振動が十の位、短い振動が一の位。
  • 今回はマイナスの温度も測れるように、マイナスの場合は最初に十の位よりも長い振動をするようにプログラムしています。
  • 前回とても怪しかった動作を、ひとまず安定させることができました。
  • マイコンボードは、今回の用途には必要十分なスペックで、かつ小型なものに変更(AdafruitのTrinket 3.3V版)。
  • 薄いケースにボタンを付ける技術がなかったことと、とりあえず人に見せられる状態にすることを優先にしたので、温度測定ボタンは基盤に直接設置。つまりフタを閉めると操作できません(笑)。
  • 同様の理由で、電源スイッチありません。電池入れたら即オンです。


というわけで「こんなものを作りたいと思っている」と人に説明できるだけのものは、できました。

次は、実際に人に渡して使ってもらえるレベルのものが目標。
そのためには、以下の問題をクリアしなければなりません。

  • ケースをちゃんとしたものに。できればデザイン的にイケてるやつ。
  • 当然のことながら、ボタンをケースの外に(笑)。
  • できれば電源スイッチ廃止。ちょうど業界では知られたメテオに電源スイッチがないように。

どれも私にはハードルの高い課題ばかり。でもがんばってみます。

※技術的なことをがきになるかたはこちらをどうぞ→振動温度計を作りました

ラベル:Arduino
posted by おにぎり at 14:47| Comment(0) | 盲ろう関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月31日

IBUKI-TENをPC-Talkerで点字ディスプレイ使用時の自動点訳エンジンにする方法

PC-Talkerで点字ディスプレイを使うといえば BrailleWorks が第一選択になるのでしょうが、諸事情(後術)により使用者には合わなかったので、まだ BrailleWorks がなかった10年ぐらい前に使っていた「IBUKI-TENを使う方法」を試したところ、最新のPC-Talkerでも使えて感動。

以前の投稿はだいぶ奥底にあるので、メモがわりにここでリンクします。

IBUKI-TEN インストール方法
今でも同じ方法でいけました。もしかしたら IBUKI-TENインストール後にPC-Talkerをインストールするだけでいけるかもしれませんが、当時それではうまくいかず、そのときの対処方法となります。これだと確実です。
なお、自動点訳エンジンとして使う「IBUKI-TEN Ver.0.51」は、幸い今でもダウンロード可能です(IBUKI-TEN ダウンロードページへ)。ページを残してくださっている岐阜大学及び開発された岐阜大学の池田先生(当時)には、感謝の言葉もありません。いつまでもこのページが残りますように・・・

墨字→点字変換辞書登録の方法
これにより、誤訳を修正できます。修正なしだと、例えば「空行(クーギョー)」を「ソラコー」と変換しますので、大なり小なり修正・追加は必要になると思います。

動作確認は、PC-Talker10とPC-Talker8Vの、これを書いている時点での最新バージョンで確認しています。

さて、なぜわざわざ古の自動点訳エンジンを引っ張り出したかというと、一言で言えば「BrailleWorksが出力する点字が難しすぎた」からです。

私がサポートをしているのは、ろうベースの盲ろう者です。何年もかかってやっと点字と点字ディスプレイでのパソコン利用を習得されましたが、点字の記号やアルファベットは苦手とされています。
長らく使ったパソコンの買い替えに合わせて BrailleWorks を導入にしましたが、BrailleWorksを使うとステータス表示等で記号がよく出てきます。これがとても難しかったのです。設定で表示させないようにすることができればよかったのですが、残念ながらできませんでした。その違和感や困難度は私の想像以上で、このままだとPCの使用自体を辞めてしまわれるかも、という勢いでした。

点字の読みに慣れている方なら BrailleWorks は便利でしょうが、ろうベースの盲ろう者のように、点字にも日本語にも慣れていない場合は、現在においてもIBUKI-TENを第一選択にしてもいいかもしれません。

このあたり、なかなか難しいところですね。


posted by おにぎり at 00:10| Comment(0) | お知らせなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月30日

触覚を再現する「簡易テクタイルツールキット」

触覚を再現する「簡易テクタイルツールキット」の作り方が雑誌にあったので、作ってみました。


紙コップと簡易テクタイルツールキット


部品代は、全部こみこみで、たしか1500円ぐらい。

作った簡易テクタイルツールキットの中身


部品点数はさほどなかったのですが、記事中の配線が違っていたのと、ケースにきちんと入れるための加工が、素人には結構な作業でした。

紙コップの底面に振動モーターを貼り付け


UCCの紙コップ(笑)の裏側には、携帯電話のバイブとかにも使われる振動モーター。都合によりセロテープで貼り付け(^_^;)

ネットに触感のコンテンツがあがっているので、それを再生すると、紙コップに触感、というか振動が伝わってきます。

触感コンテンツ リンクその1
触感コンテンツ リンクその2

これ、結構というか、かなり感動。紙コップの中にビー玉落としたりゴロゴロさせる感触が、かなりリアルに味わえます。紙コップの中はもちろん空っぽ。そして音もちょっと聞こえたり。まさか振動モーターでこんなことができるとは。

視覚や聴覚を利用したVRは、まさに研究まっさかり。
触覚は、世間的にはそこまででないかもだけど、間違いなくこれから盛り上がる分野。

触覚は障害分野でも大いに活用できると思うので、障害分野を意識せずに研究&開発されているところに、「それ障害分野でも役立ちますよ!」ってリクルートしないといけないですねえ。お金にならない分野なので、あちらから声がかかることは少なそうだし(笑)

というわけで、引き続きいろいろやってみようと思ってるところです。

※雑誌の記事のWeb版はこちら。といっても、Webでは一部だけです。
触覚技術を使った電子工作(雑誌「I/O」2017年1月号)

ラベル:触覚
posted by おにぎり at 20:19| Comment(1) | 視覚障害関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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